習い始めから1~4年ごろを目安とした、小学生・初級/バイエル~ブルグミュラー程度の難易度を目安に、元気で明るく華やかで発表会映えするおすすめの人気曲を集めてみました。子ども好みの楽しくなる曲を選んでいます。
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①エステン:人形の夢と目覚め
発表会の定番曲です。子守歌→眠る→夢→覚醒とストーリ性があり、子どもにも曲のイメージを理解させやすい曲です。前半はしっとりした子守歌ですが、中盤から明るく楽しいイメージの曲で、長さ・華やかさとも発表会にぴったりの一曲です。
②スピンドラー:ラッパ手のセレナード(トランペットセレナーデ)
元気いっぱい、はつらつと演奏すると上手に聞こえます。やさしくなめらかに演奏することが苦手なお子さんも、フォルテがしっかり出せれば、うまく聴こえる曲です。左手にオクターブが出現しますが、難しければ、上の音を省いて演奏することも選択肢です。
③バース:小人の行進
日本語訳は「小人の行進」となっていますが原題はMarch of the Goblinsであり「ゴブリン」の行進です。可愛い小人のイメージより小悪魔の行進が本来のイメージです。子どもにわかりにくければ、バイキンマンのマーチみたいなイメージで演奏してみると、楽しく演奏できるのではないでしょうか。正確なスピードを保つのが上手に聞こえるコツですが、技術的には難易度は高くないので、習い始めの発表会におすすめの曲です。
④シューマン:狩の歌(小さな狩の歌)【子どものためのアルバムより Op.68-7】
シューマンの「森の情景」にも「狩の歌」がありますが、こちらは、初心者・子ども向けの曲で「小さな狩の歌」と訳されることもあります。オクターブが出現しますが、左右同じメロディやリズムを奏でる部分がほとんどであり、とりかかりやすい曲ではあります。小学生から習い始めたお子さんで手は大きいけど、まだ初級レベルという場合の発表会にもおすすめです。技術的には簡単ですが、難易度以上に聴き映えする曲ですので、発表会におすすめです。
⑤:ブルグミュラー:乗馬(貴婦人の乗馬)
軽快なリズムとともに、緩急あり、ラストの盛り上がりもあり、発表会で人気の定番曲です。いろいろなテクニックが盛り込まれており、練習は必要ですが、とても聴き映えのある一曲です。原題は「La chevaleresque」女性冠詞に「騎士的な」という意味の単語がついているところが「貴婦人の乗馬」という訳につながっていると思われます。英語ではTHE NIGHT ERRANT(騎士)と訳されており、日本人が感じているイメージより勇ましい曲なのかもしれません。
⑥ストリーボック:ギャロップ
馬が駆ける様子を描いた軽快な曲です。オクターブはありませんが、左手にやや跳躍があるので手が小さめのお子さんは注意が必要です。すみれや、金の星など優しいワルツのイメージのストリーボックとは異なるパワフルな一曲です。
⑦ツェルニー:ウィンナーマーチ
ハ長調で、臨時記号も少なめ、ダイナミックに聴こえるわりに、譜読みの難しさが少ない一曲です。基本的なリズムや音階の流れが盛り込まれており、明るく元気・華やかな一曲ですが、練習曲の要素が盛り込まれており初心者におすすめの一曲でもあります。ちなみに、子どものころソーセージのウィンナー思っていました(笑)が、ウィンナーとは「ウィーン(風)の」という意味です。
⑧リヒナー:パレードマーチ
スピード感あふれる軽快なマーチです。運動会で流れてそうな明るい曲です。忘れな草・ジプシーダンスなど少し影のあるリヒナーの曲とはまた違った雰囲気の楽しい曲です。
以上の8曲です!お読みいただきありがとうございました😊
初級~初中級レベルで手が小さい・オクターブが届かないお子さん向けの特集も別にありますのでよかったら見てみてください。参考記事:→【オクターブが届かない・7度もギリギリの子向け】5~9歳のおすすめピアノ発表会の曲8選
関連記事:【手が小さい人におすすめの発表会の名曲】オクターブがなんとか届くあなたに
(追記)かっこいい曲を集めた特集も後日、記載しました。よろしければご覧ください。↓
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