「オクターブがぎりぎり届くようになった」いう手の小さなお子さんにおすすめのピアノの発表会の曲を選んでみました。私自身が、中学生ごろまで小柄で手が小さく、苦労した経験があります。
ここに選んだ曲は、オクターブが入っている曲もありますが、オクターブが目立たない名曲を選んでいます。技術はあり、指が十分よく回るけれど手が小さいお子さんにぴったりの名曲を選びました。中級レベルの曲を選んでいます。
初級~初中級レベルでオクターブが届かないお子さんはこちらをご覧ください。→【オクターブが届かない・7度もギリギリの子向け】5~9歳のおすすめピアノ発表会の曲8選
また、私の好みが反映されているので、曲の選考の偏りには、ご容赦ください。
①ダカン:かっこう
少しもの悲しい雰囲気を漂わせた名曲です。右手のスピードにのせて、左手は美しくカッコウの鳴き声を響かせるととても素敵です。
②ベートーベン:エリーゼのために
誰もが知っている有名曲ですのでプレッシャーはかかりますが、誰もが弾いてみたい憧れの曲でもあります。
③ショパン:子犬のワルツ
こちらも誰もが知っている名曲です。変二長調で譜読みがやや大変かもしれませんが、知っているメロディと、繰り返し部分が多く、あまり長い曲ではないので、ぜひ挑戦してみてください。
④デュラン:ワルツ
なめらかに、流れるように演奏できると優雅な一曲です。長さのある曲なので、発表会でしっかり取り組むにはおすすめの一曲です。
出だしだけですが、楽譜も少し見られます。
⑤湯山昭:柿の種
短い曲ですが、リズムのとりかた、装飾音が難しく、難易度は高めです。はじけるような飛び跳ねるようなポップなリズムが素敵な一曲です。
⑥ドビュッシー:アラベスク第1番
湧き出るような不思議で美しいメロディが特徴的なドビュッシーの有名曲です。聴衆はリラックスした気持ちになる曲ではありますが、演奏者は指はよく回らないと弾けない曲でもあります。
⑦モーツァルト:きらきら星変奏曲
丁寧な演奏に加え、確固たる技術が必要な曲です。練習曲としてもおすすめの一曲です。
⑧シューベルト:即興曲 Op.90-2
スピード感と、焦燥感を感じさせるラストがお気に入りの一曲です。Op.90-4とともに発表会でも人気の名曲です。
以上の8曲です!お読みいただきありがとうございました。
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